肩関節周囲炎について

主な症状として肩が上がらない、痛みがある、夜間に痛みがある、など様々な症状があります。いわゆる四十肩や五十肩という呼ばれ方をする病状です。

この疾患はしっかり評価しないとなかなか改善しない症状です。

<評価として診る部位>

この疾患で大切になってくるのが「回旋筋腱板」と「肩甲胸郭関節」と「上腕二頭筋」の評価になります。

回旋筋腱板の中でも棘上筋と棘下筋の機能評価

肩甲胸郭関節の機能評価

上腕二頭筋長頭腱の障害評価

この3つ以外にも肩甲上腕関節の石灰沈着MGHLの炎症などもありますがこれらは鍼灸施術では改善の見込みがないので病院で治療してもらうのがいいです。

<当院での肩施術>

整形外科を勤務して様々な疾患を診てきましたが、いわゆる筋肉性による痛み、機能低下による痛み、の改善はその部位だけでなく全身の評価をしていかないと改善がうまく見込めません。

当院では鍼灸施術の他にストレッチや運動療法、場合によってはトレーニングを入れて肩だけでなく全身を整えながら肩の機能を回復させていきます。

スポーツ疾患によるものも年齢を重ねることに起こる症状も全身の評価が大切です。人によっては肩のみに施術をした方が改善をしやすい方もいますのでちゃんと評価した上で施術方針を考えていきます。

<肩の疾患>

肩には同じような症状でも様々な疾患がるのできちんとした評価しなければいけません。特に診てきた疾患をピックアップします。

腱板損傷…回旋筋腱板の炎症(棘上筋、棘下筋に多い)

腱板断裂…回旋筋腱板の断裂(棘上筋に多い)※症状が悪い場合は手術になりますが、基本的には運動療法が第一選択

インピンジメント…烏口肩峰アーチでの筋肉のぶつかり(棘上筋、棘下筋に多い)

上腕二頭筋長頭腱炎…上腕二頭筋長頭腱の炎症(肩甲上腕関節の前方安定性の欠場)

肩甲胸郭関節の機能低下…肩甲上腕リズムの破綻により可動域が少なくなり、「インピンジメント」の原因になりやすい

その他…股関節周りの筋肉のタイトネス、腰回りの筋肉のタイトネス、足底のアーチの低下など様々な要因があります。

整骨院や鍼灸院に行ってなかなか改善しない方のセカンドオピニオンが多いのでお困りの方はお気軽にご相談ください。

<予約の仕方>

当院の予約はline、電話、公式アプリから予約を受け付けています。
line→apat0901 希望日と、希望時間を送信して下さい。
tel→07035216160


公式アプリ→playストアもしくは、App Storeから「apat鍼灸院」と検索して頂けると取得することができます。

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